スキンケアとお薬
夏風邪や新型インフルエンザが流行っていますが、
時々お客様から「お薬を飲んでもいいですか?」という
ご相談をお受けします。
私は医者ではありませんので、良い・悪いはお答えしかねます。
何らかの病気(けが)により医師によって処方されるお薬は、
当然、本人にとって必要な治療なのだと思います。
お肌のことは大切ですが、その前に体調が良くなくてはせっかくの
スキンケアも功を奏しません。
ひとつ、私が「その薬の使い方はどうか?」と思うのは、たとえばお顔に
ニキビが出来ているからと言って、とりあえず「ニキビ用」と言われる外用薬を
自己判断で塗り続けること。 「薬を塗る=治る」という気持ちになるのは
私もニキビに悩んでいたときに経験がありますし、よくわかるのですが、
ニキビが出来る根本原因を理解せずに、お薬に依存し続けることは、後の肌に
良い結果をもたらしません。 しかしながら、「化膿がひどく、痛みや痒みで
正常な生活を妨げる」などの場合は、やむを得ないのですが、それらの症状が
なくなった後も
「ニキビ痕や赤みが気になる」
↓
「薬を塗れば肌がきれいになる」
と信じて、塗り続けていませんか?
京都美顔へのご相談の中には、現在もニキビのためにお薬を塗り続けた結果、
その部分の抵抗力・治癒力が著しく低下し、毛穴が開ききったり、ひどい乾燥や
シミ状になった方もご相談に来られます。
「塗ったら治る」ではなく、「塗って症状が治まった後のケアを考える」
ことも美肌作りには大切です。
そして、健康な皮膚を作るためには、しっかり食べること、良質の睡眠を取ること。
人間ですから、風邪をひいたり、病気をすることもありますが、そこはきちんと
治療をして、万全の体調でスキンケアを続けることが大切だと思います。
投稿者:管理者|カテゴリ:お肌のこと