ピンクリボン運動2008 ~その④
今月はピンクリボン月間ということもあり、
乳がんの早期発見に役立つ情報を少しだけお話します。
京都美顔も大阪サロンも、女性のお客様がたくさん
いらっしゃいます。
でも私は、誰にでもとりあえず
「乳がん検診に行ってくださいね。」
とは言わないんです・・・。
もちろん、自己触診で既にしこりがあるとか言う場合は
別ですが、特に自覚症状がない場合は、まず
「保険に入っておくことも大切」
と、お話することが多いですね。
別に私は、保険の仲介業とか斡旋をしているわけでは
ないのですよ。
ただ、検診へ行って、万が一、乳がんが見つかった場合、
たとえそれが早期発見であったとしても
「早く見つかってよかったね~」
だけで済む問題ではなく、多くの場合は、告知から間もなく
長い長い治療期間に入らなければならないからです。
治療には当然、費用がかかります。
健康保険適用などで自己負担額が3割程度だとしても、
その治療費は、想像するより膨大です。
命はお金に代えられませんが、お金で命が
伸びるような気持ちにさえなることがあります。
私もまさか検診で発覚するなんて、夢にも思いませんでしたが
たまたま保険にも入っていたので、しかるべき治療を
きちんと最後まで受けることが出来ました。
でも実際、病院で一緒になる同病の患者さんの中には、
経済的な問題で、治療を受けることが出来なかったり、
費用のことで不安とストレスが増し、精神的に良くない状態の
方がいたのも現実です。
乳がんを予防する確実な方法はない、といわれる中、
やはり早期発見・早期治療が多くの命を救うことは事実です。
ただ検診月間だからとか、テレビ等で話題になっているから
というだけでなく、早期発見の先の
「確実な治療を受けられる準備の必要性」
こそ、皆さんに知っていただきたい現実であり、
私からお伝えできる患者の生の声でもあります。
「備えあれば憂えなし」
の言葉を、明るく使えるように心がけたいものですね。
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