【敏感肌・乾燥肌】何をつけてもヒリヒリ痛い・とにかくかわく弱い肌、薄い肌、赤い肌、ボロボロ肌など敏感肌解消スキンケア

■肌が敏感でどんな化粧品でもしみる
■すぐに赤くなったり、ニキビや吹き出物ができる
■肌がガサガサでメイクが上手くのらない
■お肌が弱く、自分に合ったスキンケアやメイク方法がわからない
■冬はもちろん、年中お肌の乾きを感じる

　何年も辛い敏感肌症状に悩まされていませんか？
　敏感肌は「体質」からくるものですから、
それを簡単に「治す」ということはできません。
しかし「乾く」「かさつく」などの症状をスキンケアによって抑え、
保湿・保護をきちんとすればガサガサ・ボロボロだったお肌も潤いを取り戻し、メイクだってキレイにのります。
まずは「敏感肌質」とは何なのか、なぜお肌が敏感（乾燥）になるのかを理解しましょう。

【敏感肌とは】

　普通の人には何でもない物質や刺激に対して過敏に反応したり感じたりする肌質で、
【後天的】敏感肌と、【先天的アレルギー型】敏感肌とあります。
正常な皮膚は人の体の外側全体を被い、その最上部を表皮の角質層が被います。
手のひら、足の裏を除き、更にその上を極く薄い皮脂が被っていて、
皮脂は弱い酸性を維持することで皮膚に付着する微生物や異物の侵入を防いだり
無害化したりしています。

　角質層は幾重にも重なった角質細胞の間を“細胞間脂質”と呼ばれる脂がうめており、
体内の水分の蒸発や外界からの異物の侵入を防いでいます。
必要以上の洗顔やピーリング、お肌をこする行為を続けたりすると、
大切な角質層が薄くなり「敏感肌」となり易くなります。

以下の行為の繰り返しは【後天的】敏感肌となります。

本人の肌の状態が悪く肌荒れをおこしている
皮膚かぶれを起こしている
極く小さな傷がある(シェービング等を行った肌）
ティシュやコットンで肌をこすった
アルカリ度の強い敏感肌化粧品を連用・常用している等など

　薄くなってしまったお肌の場合、化粧水は「しみる」のが当たり前で、
しみないとしたら、むしろその「化粧水」に問題があります。

◎ 脱脂力の強い洗顔料の連用・常用
◎ 無闇なスクラブ洗顔
◎ 蛋白分解酵素入り洗顔料の連用
◎ ピーリング、顔のあかすり、シェービングを頻度高く行う
◎ お顔のマッサージを熱心に行う
◎ メイク落としクレンジングの際、肌を強くこする習慣
◎ アルカリ度の高い化粧品の連用、常用
◎ 無闇なダイエットによる食事制限（リノール酸系統の摂取不足）
◎ 肌の乾燥を気にせず放置している

　アレルギー性敏感肌とは、体質（肌質）による先天的な敏感肌です。
　何がしかのアレルギー体質をもつ人の肌は総じて弱く、蚊にさされた場合などでも、
皮膚を掻いた跡がジクジクし、炎症や化膿を起こし、治った後でも色素沈着等を
残すことが多く見られます。

　専門的になりますが、アレルギー体質の方は
遺伝的に様々な物質や刺激に反応しやすい抗体を体に備えています。
　時には表皮の下の真皮に存在するはずの「神経細胞」が表皮に入り込み、
皮膚を掻くことから慢性皮膚炎、慢性湿疹（アトピー性皮膚炎）を
起こす場合も多くあります。

　この様な症状を起こしたお肌は皮脂が出にくかったり、角質層が薄いため、
外界から異物が侵入しやすい状態で皮膚の炎症を悪化させる悪循環が続きます。
　間違ったスキンケアでお肌を擦る、ピーリングなども、更に皮膚を薄くし傷めてしまうことがあります。

　グリーンピールなど「お肌を強く擦るような行為」も
敏感肌質にとってはダメージが大きいでしょう。
「新たな良いお肌が生まれ変わる」という単純な論理ではなく、
強制的な剥離によって傷んだ皮膚は回復するのに相当の時間を要する可能性もあり、
危険です。

【敏感肌は「敏感肌用化粧品に含まれる成分」だけで治るものではない】

　敏感肌化粧品、時にはアトピー用と称するスキンケア化粧品もありますが、
これらは、弱い肌でも使用出来る可能性が高い商品で、それを肌につけると「敏感肌が治る」意味ではありません。
デリケートなお肌をこれ以上痛めないよう、優れた化粧品選びはもちろんですが、
正しいスキンケアの励行で、乾燥を抑え、お肌の免疫力を高めて刺激に負けない角質層を作りましょう。
また、食生活についてはある程度の脂肪、特にリノール酸を含む脂肪は必要量を摂取する様努めましょう。

【敏感肌を解消したい】